長年住み続けたマンションを売却したいときに、客観的に部屋を見回すとあまりに汚い印象が強いと、買い手が付くのだろうか心配になります。
傷の多い床材、汚れが染みついた壁紙、使い込んだキッチンなど、売却したくてもどこから手を付けて良いかわからない汚い中古マンションの売却方法を解説します。
汚い中古マンションの売却が難しい理由
購入される方の多くが、即入居ができる状態の中古マンションを探しています。
買主が内見時に中古マンションに対して不潔な印象を抱くと、すぐに住めるような状態に思えないため購買欲が湧かず、敬遠されるのが売却が難しい理由です。
リフォームやリノベーションを予定している買主でも、汚い中古マンションの場合は改装費用が高くなるため、購入額を抑えようと価格交渉することが多くなるので、通常の価格での売却は難しいのです。
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汚い中古マンションを売却する方法
汚い中古マンションを売却するには仲介不動産会社を利用し売却する方法と、買取業者に買取をしてもらう方法があります。
仲介不動産会社を利用し買主を探す場合、汚い中古マンションでは売却期間が長くなり、売却するための工夫も必要ですが、比較的高く売却できます。
買取業者に買取を依頼する場合、汚いままの状態で売却でき、売却期間がかからず手間も省けますが、売却額が低くなるのが実情です。
物件に手間をかける余裕があるか、売却までの期間はどのくらいを考えているかなど、自分の事情によって選択しましょう。
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汚い中古マンションをできるだけ高く売却するためには
愛着のあるマンションを、できるだけ高く売却したい場合には、いくつかの工夫が必要です。
まず、高く売却できる時期を狙いましょう。
具体的には、3～4月と10～11月です。
この時期は進学、転勤などで新生活を始める方が増えるので物件の需要が高まります。
それを見越して、2～3月に売却を開始するのがおすすめです。
そして、買主の印象を良くすることで購買力を沸かせることも、高額での売却には欠かせません。
内覧のために、徹底した掃除をしましょう。
残留物を処分した空室状態での内覧がベストですが、居住しながら売却する場合はできる限り荷物を減らしてください。
玄関、キッチン、浴室、トイレなど、買主の目に留まりやすい場所は、カビや手垢、油汚れなどを注意して除去しましょう。
費用はかかりますが、ハウスクリーニングを入れて磨き上げるのも効果的です。
ただし、リフォームまですると修繕費に対する費用対効果が低い場合があるので注意しましょう。
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まとめ
汚い中古マンションの売却は難しいことは否めません。
売却期間を短く済ませたいなら、買取も検討しましょう。
仲介によって高く売却したい場合は、売却開始時期を考え、掃除を徹底する必要があります。
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