老後は家を売却し、あこがれのセカンドライフを過ごしたいと考えている方も少なくないかと思います。
しかし、さまざまな理由から「老後に家を売ってはいけない」といわれていることをご存じでしょうか。
そこで今回は、老後に家を売ってはいけないといわれる理由や、住み替えではメリットがあること、老後の生活資金の調達方法をご紹介いたします。
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「老後に家を売ってはいけない」理由とは?
老後に家を売ってはいけないといわれるのは「賃貸物件を借りにくいこと」や「家賃の支払いが負担になること」が原因です。
一般的に、高齢者は賃貸物件のお部屋を借りる際、管理会社や大家さんから断られやすいとされています。
なぜなら、高齢者は収入減少による家賃の滞納や、認知症や孤独死などのリスクが高いと考えられているからです。
また、仮に賃貸物件への入居ができた場合でも、当然家賃の支払いは一生続ける必要があります。
年金が主な収入源になる老後生活では、毎月かかる家賃の支払いは、決して小さな負担とはいえないのではないでしょうか。
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「住み替え」の場合はメリットがある!
先述したように、家を売って賃貸物件に引っ越す場合は注意が必要ですが、持ち家への「住み替え」の場合はメリットがあります。
住み替えとは、現在の家を売却したうえで、その売却資金を元に新しい住居へ引っ越すことです。
なぜなら、子どもが独立して広すぎる家は老後の生活がしにくく、住み替えることでシニア層に適した生活を手に入れられるからです。
具体的には、バリアフリーが備わった住宅や、徒歩圏内に駅やお店、病院などがある立地への引っ越しが挙げられるでしょう。
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老後の生活資金はどう調達する?
住み替えではなく、現在の家に住んだまま老後の生活資金を調達したい場合は、「リースバック」や「リバースモーゲージ」がおすすめです。
リースバックとは、不動産会社へ一度自宅を売却した後、その不動産会社から賃貸として自宅を借りる方法です。
この場合であれば、住み慣れた我が家で生活し続けられるだけでなく、まとまった資金を手に入れることができます。
リバースモーゲージとは、自宅を担保に入れて金融機関からお金を借り入れる方法のことです。
この場合は、生存中は利息の返済のみが発生し、亡くなった後に自動的に家が売却され、残金分が返済されることとなります。
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まとめ
老後に家を売ってはいけないといわれる原因は、賃貸物件は高齢者が借りにくいことや、家賃の支払いが負担になることが挙げられます。
ただし、持ち家への「住み替え」であれば、シニア層に適した生活を手に入れられるというメリットもあります。
現在の家に住んだまま資金を調達したい場合は、リースバックやリバースモーゲージがおすすめです。
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有限会社井口不動産 スタッフブログ編集部
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