中古マンションの購入を検討するにあたって、事前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。
実際に住み始めてから後悔しないよう、しっかりとチェックしておきましょう。
今回は、中古マンション選びのポイントである耐震基準・マンション管理・修繕積立金について解説します。
中古マンション選びのポイント①耐震基準
地震大国とよばれる日本では、建物を建てる際にクリアしなければならない耐震基準が建築基準法で定められています。
耐震基準はこれまでに何度も改正を繰り返していますが、とくに大きな転換となったのが、宮城県沖地震を機に1981年におこなわれた改正です。
改正後に適用された基準のことを「新耐震基準」とよび、それ以前の「旧耐震基準」と区別しています。
新耐震基準では、より厳格な基準が設けられているため、中古マンション選びの際には新耐震基準を満たしている建物であるかの確認が必要です。
中古マンション選びのポイント②管理状態
中古マンション選びの際には、きちんと管理が行き届いているかどうかも確認する必要があります。
適正に管理されているかどうかは入居者の暮らしに大きく影響するため、細かくチェックしておくことが大切です。
まず、エントランス・エレベーターホール・ゴミ置き場・駐車場・自転車置き場などの共用部分の使われ方に問題がないか、劣化したまま放置されていないかを確認しましょう。
きちんと管理されていないようなら、管理組合が機能していない可能性があります。
また、管理費を滞納している入居者はいないかなどもチェックすべきポイントのひとつです。
中古マンション選びのポイント③修繕積立金
中古マンション選びの際には、修繕積立金の金額についても確認しておくのがおすすめです。
「修繕積立金が安いマンションのほうが良い」と思われがちです。
しかし、修繕積立金が安すぎると、マンションに必要な大規模修繕工事をおこなえず、結果的に建物の老朽化を早めることになってしまいます。
修繕積立金はマンションにできるだけ長く、快適に住み続けるために大切な役割を果たすものです。
マンションの規模に対する修繕積立金の適正額を調べ、その範囲内であるか確認することをおすすめします。
まとめ
中古マンション選びの際には、新耐震基準を満たしているか・きちんと管理されているか・修繕積立金の金額は適正かなどのポイントをチェックする必要があります。
しっかり確認せずに選んでしまうと住み始めてからの快適度に影響するだけでなく、リスクの度合いが大きくなってしまう可能性があるので注意しなければなりません。
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