これから伊那市にお住まいをお考えの方の中で、伊那市オリジナルの買い物サービス「ゆうあいマーケット」をご存じの方はまだ少ないのではないでしょうか。
今回は「ゆうあいマーケット」の概要、サービス内容や実施エリア、利用するメリットについてご紹介したいと思います。
画期的なサービスなので、ぜひ最後までお読みくださいね。
伊那市の買い物サービス「ゆうあいマーケット」の概要とは？
「ゆうあいマーケット」とは？
「ゆうあいマーケット」とは、伊那市の買い物が困難な地域における買い物支援の人手不足や、中山間地域への荷物配送にかかるコストや時間などの課題を解決し、買い物弱者と言われる方々を支援することを目的とした「伊那市支え合い買い物サービス」の事で、2020年8月より本格的に運用されています。
「ゆうあいマーケット」のサービス概要は？
「ゆうあいマーケット」では、ドローン配送とケーブルテレビ注文を組み合わせてサービスを提供しています。
伊那市で加入率の高い伊那ケーブルテレビのシステムを活用し、「ICTライフサポートチャンネル」というケーブルテレビの画面から注文ができます。
配送はドローンで近隣の公民館まで配送し、そこで利用者が受け取る形となっています。
受け取りに来るのが困難な場合は、ボランティアスタッフによって自宅に配達してもらえます。
ちなみに自治体主体のドローンによる配送サービスとケーブルテレビを活用した物流サービスは、国内初です。
利用料金は月額1,000円プラス商品代金で、支払いはケーブルテレビの利用料金と一緒に口座引落となっています。
伊那市の買い物サービス「ゆうあいマーケット」の実施エリアやメリット
「ゆうあいマーケット」の実施エリア
サービスの実施エリアは、伊那市長谷地域の非持、溝口、黒河内、中尾区で、エリアは順次拡大していく予定です。
「ゆうあいマーケット」のメリット
伊那市で買い物が困難な地域に住んでいる方々、特にご高齢の方々にとって、ネットショッピングではなく身近なテレビから注文できるというのは、操作へのハードルが高くなく馴染みやすいというメリットがあります。
配送も慣れ親しんだ公民館や、場合によっては自宅に配達してもらえるという点もメリットと言えるでしょう。
また、使用しているドローンは「スマートドローン」と呼ばれるもので、完全に無人で規定のルートを飛行する目視外飛行が可能となっており、操作ミスによる事故防止や人件費を削減できるというメリットもあります。
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