長野県南部に位置する伊那市は、南アルプスと中央アルプスに抱かれる自然豊かな町です。
東京から車で約3時間、名古屋から約2時間と比較的都心へのアクセスもよく、一年を通して気候も比較的温暖で、雪の多い県として知られる長野県の中では雪も少なく暮らしやすい町です。
また、伊那市は子育てしやすい町としても人気で、子育てを機に移住する人も多い町です。
今回は、そんな伊那市にある心安らぐおすすめの神社をご紹介します。
伊那市のおすすめ神社①重要文化財に指定されている神社「熱田神社」
「熱田神社」は別名「伊那日光」とも呼ばれ、伊那市長谷にある神社で国の重要文化財にもなっています。
昔の人々が日本武尊を信仰して、尾張の国熱田神社の形影(三方三っ辻)を迎えて産土神として祀ったのが熱田神社のはじまりだとされています。
その後、溝口村百数十戸の氏子が大金を出し合って建築されたのが現在の本殿です。
日本有数の宮大工として活躍していた高見善八が棟梁を務め、精魂込めて作られた本殿はとても豪華なものとなっています。
巧妙に作り上げられた見事な竜や象・唐獅子・花鳥などの彫刻は華麗で、見る者の心を奪う美しさです。
伊那市指定有形文化財の「前宮」「神楽殿」とも呼ばれる「舞宮」や本殿の覆屋など、見所の多い歴史情緒溢れる由々しき神社です。
御祭神は、日本武尊・天照大神・八劔大明神が祀られています。
「熱田神社」基本情報
●住所:伊那市長谷溝口宮之久保1993-1
●アクセス:伊那ICから車で45分、JR飯田線伊那市駅からバスで40分(下車徒歩1分)
●駐車場:あり
伊那市のおすすめ神社②神秘的な雰囲気に癒される「鉾持神社」
「鉾持神社」は、山裾に位置している神社で、杉並木の中を続く石段を登り境内へと向かう、荘厳な雰囲気の漂う神社です。
市の指定文化財である赤門と透かし塀、そして同じく市の指定文化財である本殿が見どころとなっています。
奥深さを感じる参道や境内に身を置くと自然と心も癒されます。
境内の左右に祀られたたくさんの末社も目を引く「鉾持神社」の御祭神は、天津彦火瓊瓊杵尊(伊豆神社)・天津彦火出見尊(箱根神社)・大山祗命(三島神社)です。
「鉾持神社」基本情報
●住所:伊那市高遠町西高遠1600
●アクセス:伊那ICから車で30分、JR飯田線伊那市駅からバスで25分
●駐車場:あり
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